憤りの精神が我々の上にある - ジンバブエのきたるべき選挙

謎めいたフェイスブックのキャラクターが殺人と大混乱を予言する

ジンバブエの差し迫った大統領と議会選挙の正確な日について政治家が論争するにつれ、「ババ・ジュクワ」を呼ぶ響き渡った音が騒音を切り裂いている。ロバート・ムガベ大統領のZanu-PF党の不満を持った内部者だと主張して、精神的な霊媒とその名が響きあうこの謎めいたキャラクターに属するゴシップ好きなフェイスブックページは、たった3か月で18.5万以上の「いいね!」を集め、投稿の度に何百もの反応がある。

ババ・ジュクワは、与党から秘密を盗み、市民の権利を奪われた大衆とそれを共有するジンバブエ版のロビン・フッドだと考えるものもいる。しばしば電話のかけ方と答えの求め方の指示付で携帯電話番号を含んで、そのブロガーは毎日腐敗と野蛮さを申し立てられた政治家たちを名指しし辱める。ジンバブエ人に投票への登録を勧める投稿もある。「Asijiki!」ババ・ジュクワは書き終える。「後戻りはできない!」

ジンバブエ人は、このペンネームを用いた民衆扇動家が本当に内部者だと信じる傾向にある。独立系日刊紙のニューズデイのある編集者は、その読者に「天気となる選挙に向かっているときに、このフェイスブックキャラクターが言っていることを無視するのは世間知らずだろう」と付け加えて、「ババ・ジュクワをまじめに受け取れ」と言った。国に管理された卑屈なほどに親ムガベのヘラルド紙は、「邪悪な要素」を非難し、ババ・ジュクワの背後を「密告する」。

選挙が近づくにつれて、彼の暴力の警告は執念深く鳴り響き始めている。ババ・ジュクワは、その国の東にある魔ランゲのダイヤモンド鉱山からの巨額の収入をZanu-PFが盗んだとする報告を出した後の6月19日に自動車事故で亡くなったその党の議員エドワード・チンドリ=チニンの死の預言で信頼されている。

何か月もの混乱の後で、ロバート・ムガベがその大統領選の1回目で、その党がそれからZanu-PFのチンピラによって殴りつけられて決選投票を挫折したモーガン・ツァンギライに敗れた2008年の悲惨なもの以来となる選挙を、いつジンバブエが行うのか、と言うことは依然としてはっきりしない。ムガベ氏は最初憲法裁判所にその日付を7月31日に決めさせたが、地域クラブの南部アフリカ開発共同体からの圧力に反応して、今ではそれを8月14日まで伸ばそうとしている。

ツァンギライ氏の民主変革運動にとってより心配なのは、ムガベ氏の要望に従って発行された時間割は、大統領選挙の1回目と決選投票との間に6週間の間隔を許していることだ。前回、ムガベ氏の党の民兵と治安維持部隊が反対派を、特に田舎で打ちのめし、その国民の200人程度を殺し、ツァンギライ氏に諦めるよう強いたのは、その期間だったのだ。2009年から手におえない連立与党の首相を務めた彼は、投票が行われる前により長い遅れを頼んでいる。有権者登録、国の治安機械、そしてメディア法が、投票前にすべて改革されるべきだということは合意された。しかし、このどれも起こっていない。「早期の急速な選挙は、準備が急になされるところでごまかすのが簡単なので、Zanu-PFに有利に働く」、とババ・ジュクワは語る。「鍵となる選挙改革の実行へはじかんがない」ので「私の党は現在の制度を完全に支配している。」
 

発行日: 
2013-06-29
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