そのワニに再びズルをさせるな - ジンバブエの選挙

アフリカの他の指導者、特にジェイコブ・ズマが、ロバート・ムガベに説明させる時だ

ロバート・ムガベの33年間の君臨がついに終わるかもしれないことは、想像でき、それをより強く言うことは無邪気だろう。もし7月31日に予定される総選挙と大統領選挙がかなり自由で公平ならば、モーガン・ツァンギライと彼の民主変革運動(MDC)は、ムガベ氏と彼の暴力的で無能で腐敗したZanu-PFを打ち負かすだろうことを、証拠が示唆する。

2008年の前回、MDCは議会選挙に勝ち、ツァンギライ氏はムガベ氏を大統領選の1回目投票で気持ち良く打ち負かしたが、ごまかしと暴力によって挫折した。ツァンギライ氏が2回目投票から身を引き、それからムガベ氏がツァンギライ氏とMDCをぎこちない連立政権に参加させるよう強いられすらしたのは、200人強のMDCの運動家が殺された後になってからでしかなかった。今回、Zanu-PFによる散発する暴力と、すべてがムガベ氏やその党と共謀した軍、警察、国有メディア、裁判所、選挙管理委員会、そして有権者登録管理者の努力にもかかわらず、ジンバブエの人々は、薄いけれども、その年老いた独裁者を追い出す可能性を持っている。

世論調査はZanu-PFが田舎の貧しい人々の間で支持の塊を持っていることを示唆するが、政府に対して率直に発言することへの恐れは、たぶんムガベ氏の反対を少なく言っている。ほとんどの人々は彼を取り除くことに熱心なようだ。彼は、それを補強すると考えられた協定の鍵となる条項を無視して、統一政府を無駄に終わらせた。彼は、軍か治安部隊、裁判所、そしてメディアを改革したり、抑圧的な法を取り除いたりすることを拒絶している。著名なMDCの人々は、頻繁に叩かれ、投獄され、殺されすらもする。しかし、ムガベ氏は、2008年の世界を驚かせたインフレ率をつかさどった役に立たない中央銀行総裁と同様に、危険な治安長官を保持している。MDCの人々の中には、政府の中で天使でも天才でもないと証明されたものもいるが、印象的なMDCの財務大臣はドル本位経済を安定させることで信用される。

ムガベ氏はほかのアフリカ人によってあまりに長く守られている。しかし、たとえ彼が国連やEUの監視チームを入れることを拒絶したとしても、アフリカ連合(AU) や南アフリカが率いる影響力のある15か国のクラブ南部アフリカ開発共同体(SADC)によって展開されるものは、前回よりもしっかりしていそうだという望みは増している。AUのチームは、依然としてアフリカで重みをもつ元ナイジェリア大統領オルシェグン・オバサンジョによって率いられる。SADCは以前よりもさらに多くの監視人を送っている。実に、ムガベ氏の消滅の最大の望みは、ジェイコブ・ズマの下の南アフリカが、ついにその卑劣な89歳をもうたくさんだと思うかもしれないことだ。
 

アフリカの遅すぎた瞬間

もしツァンギライ氏とそのMDCが勝つことを許されれば、ズマ氏の仕事は簡単だろう。その勝者たちは、たぶん、今回は真の勝者が責任を持つが、それほど卑劣ではないZanu-PFの人々を統一政府に引き入れるだろう。ムガベ氏は被告席に着くよりもむしろ、優しく草地に放たれるかもしれない。

悲しいことに、その古い男とその暴漢たちはたぶんインチキの勝利のために彼らのやり方を殴ろうとするだろう。もし彼らがそうすれば、アメリカとEUは、憲法を修正することによって選挙への道を敷くためのムガベ氏の遅れた合意への褒美として今年初めにかなり解除されたその体制内の目立った人々を狙った制裁を更新すべきだ。そして、残りのアフリカは、その非難に参加すべきだ。アフリカの統治の標準は、一般的に改善している。その指導者たち、特にズマ氏が、その大陸でのこの汚点を消すのに役立つことに道義を感じるべきころあいだ。
 

発行日: 
2013-07-27
雑誌名: 
記事区分: 
主地域: 
主カテゴリー: 
キーワード: 
0
まだ投票はありません

コメント

コメントを追加